2022年11月30日
株式会社ロフトは、福岡市中央区の「天神ロフト」について、2023年3月に閉店し、同年春に移転オープンすると発表した。
※福岡市福岡市中央区渡辺通4丁目の「天神ロフト」(2022/10撮影)
福岡市中央区渡辺通の天神ロフトビルにて営業中の「天神ロフト」はビルとの契約期間満了に伴って、2023年3月をもって営業を終了し、閉店する。
現段階で移転先は公表していないが、天神エリア内に「新生・天神ロフト」として、2023年春にリプレイスオープンの予定としている。
「天神ロフト」は、ロフトの九州初出店として2007年11月に開店。「天神ロフトビル」の1階~6階に入居しており、営業面積は約4,200㎡。雑貨をはじめインテリア用品や文具などの品揃えが豊富な人気雑貨店。
「天神ロフトビル」は1989年に電気店「ユーテクプラザ天神」として開業し、1994年9月からは「ジークス天神」にリニューアル。
その後、2007年11月にロフトを核テナントとする「天神ロフトビル」へとリニューアルされた。
ビル8階では、2021年8月からeスポーツ総合施設「esports Challenger's Park」を株式会社QTnetが運営しているが、移転の予定はなく営業を継続する方針。
現在、建物はユナイテッド・アーバン投資法人が所有しており、ロフト退去後のテナントは未定としている。
ロフトが「天神ロフト」の移転計画を発表した。
具体的な移転先は未定だが、2023年春にリニューアルオープン予定の新ミーナ天神への出店も検討されている。
他にも天神ビッグバンによって、大型ビルの開発が控えており、建設中の物件や新ビルへのテナント移転に伴う空室への入居も考えられる。
天神ビッグバンによって、天神の街も大きく変わりだしているが、「天神ロフト」が入居する「天神ロフトビル」は天神ビッグバンの対象エリア内(天神交差点から半径約500メートル)の端に位置している。
ビルを所有するユナイテッド・アーバン投資法人はビル建て替えに関して予定はないとしているが、今後の続報に期待したい。