2021年1月29日
福岡市中央区天神の「新天町商店街」の再開発について高層化する案が検討されている。 西日本新聞の報道によると「天神ビッグバン」を活用する方向で協議が進められ、2022年度中の計画策定を目標としている。
※福岡市中央区天神2丁目の「新天町商店街」(2021/1撮影)
「新天町商店街」は戦後間もない1946年に設立。創業から約75年が経過し、アーケード化や増改築を経て現在に至る。
約100店で構成され、シンボルの時計塔「メルヘンチャイム」など市民から愛される歴史ある商店街。
商店街は福岡市の再開発事業「天神ビッグバン」の高さ制限緩和によって、上限が115mとなるエリア内にあり、高層ビルの建築が可能。
報道された構想では、商店街内の中央部・西部の3階建の建物や東部に位置する新天町ビル(5階建)を高層化。
西鉄福岡(天神)駅や、福岡パルコなど、周辺建物との一体的な開発案もあるという。
新天町商店街商業協同組合はかねてより、再開発について協議を進めてきたが、現状はまだ検討段階との事。計画の詳細は続報を待ちたい。
※新天町商店街のシンボル「メルヘンチャイム」(2021/1撮影)
※「新天町商店街」周辺マップ