2020年12月28日
福岡市博多区の「博多区役所」の新庁舎への建替計画が進んでいる。 現在の庁舎に隣接する「藤田公園」跡に建設中。
■藤田公園との一体整備を発表していた
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※福岡市博多区博多駅前2丁目の「博多区役所」(2020/12撮影)
現庁舎は1971年に完成し、築49年が経過し、老朽化が進んでおり、耐震性の問題もあり、2016年から建替を計画していた。
新たな庁舎はS造地上10階建で、免震構造を採用。延床面積は現庁舎より約1,000㎡広い15,224㎡(敷地面積は2,480㎡)。
1階ロビーには、住民票の自動交付機、多目的スペース、カフェ等の利便施設、歴史・文化の情報発信場所が設置される。
また、低層階に区役所の窓口フロア、中層階に保健福祉センター(別ビルから移転)、高層階には区役所の執務室等が配置される予定。
現庁舎にあったUR(都市再生機構)の賃貸住宅(152戸)は2019年9月末までに退去が完了しており、2022年6月から解体工事を開始する。
新庁舎・公園・吹き抜け広場を一体的に使えるデザインで整備し、イベントの開催や避難場所とする。
新庁舎は2022年5月開庁予定。
※博多区役所に隣接する「藤田公園」では建設工事が進む(2020/12撮影)
2020年8月 | 新庁舎工事 着工 |
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2021年5月 | 博多区役所 新庁舎開庁 新公園一部供用開始 |
2021年6月~ | 現庁舎解体工事 |
2025年1月 | 新公園全面供用開始 |
※博多区役所周辺マップ