2018年1月19日
※工事が着々と進む建設地(2018/1撮影)
博多駅から約200m南にある福岡市営駐車場跡地に都市再生機構(UR)が新たなバス乗降場、URの賃貸住宅、商業施設を含む複合ビルを建設する。
これまで駅周辺の路上に設けていた各種バスの乗降拠点を新ビルに集約し、博多駅周辺の交通結節機能の強化、さらなる賑わい向上を図るとしている。
新ビルは地上14階建て。 1階にバス乗降場、1・2階部分に商業施設、3階以上はURの賃貸住宅となる。
福岡市が新ビル2階と博多駅を繋ぐペデストリアンデッキを整備。博多駅、KITTE博多、JRJP博多ビルから直結し、歩いて新ビルまで行くことが出来る。
市営地駐車場跡地は2013年以降、その有効活用について長らく検討されてきたが、2018年8月の利用開始を目指している。
※着工前の建設予定地(2016/2撮影)
現在、新ターミナルビル建設地の向かいにオフィスビルが建設中であるが、博多駅周辺ではオフィスが慢性的に不足している。
今回の再開発により、跡地に隣接するURと深見興産が所有するビルは、新ビルへのUR賃貸住宅の入居者の移転が完了次第、オフィスを含む複合ビルへと建て替え予定。
計画では2020年の完成を予定しており、JRJP博多ビル以来となる博多駅至近の大規模オフィス供給が可能となることで、オフィス市況も活性化されることを期待したい。