2016年12月9日
JR九州は、2016年5月に購入した博多駅前2丁目の土地に複合ビルの建設を計画している。
当地は当初、LINE株式会社が2013年に自社ビル用地として取得するも、建設関連費の高騰を理由に建設を断念し、
2016年にJR九州に売却していた。
JR九州による複合ビルの建設予定地は、現在コインパーキングとなっている。
複合ビルの建設予定地は1,590㎡。「はかた駅前通り」に面し、JR博多駅やキャナルシティ博多からもほど近い。
施設は地上13階前後を予定しており、1・2階に飲食店、中層階にオフィス、高層階を200室ほどのホテルを検討中であり、2017年度にも着工する。
現在解体中の隣契するホテル跡地は三井生命が所有しており、同時期のオープンになる可能性もある。
建設予定地に面する「はかた駅前通り」は現在の4車線から2車線に減らす工事中。 歩道を拡張し、歩行者フレンドリーの環境作りを行っている最中。 2020年(平成32年)度には地下鉄七隈線の延伸により、新駅も付近に完成予定。 計画中の複合ビルにはオフィスもあることから空室率の減少が続く博多エリアにとってオフィスフロアの増加は歓迎したい。 博多駅からキャナルシティにかけての大通りとなる「はかた駅前通り」に今後注目である。