2015年9月24日
緑:①高架案 ②トンネル案 ルート 紫:③迂回案ルート
2015年3月に福岡市は、福岡空港周辺の混雑緩和などを図るため、福岡都市高速道路を延伸し空港に直結させることを発表していたが、
9月16日、福岡市議会で福岡都市高速3号線(空港線)の延伸ルート3案を提示。計画では空港線を空港通ランプから国内線ターミナルまで2~2.5km延伸する。
ランプから空港までは交通量の多い国道3号線をまたがっているため渋滞緩和も考慮した作りにする必要があった。
提示された案は3号線との交差点を高架にする案(①高架案)、交差点から地下にトンネルを建設する案(②トンネル案)、交差点の北へ迂回して高架にする案(③迂回案)の3案。
各案にメリット・デメリットがあるため、比較検討を行い本年度中に絞り込む予定。延伸工事は、空港の滑走路増設時期に合わせて2024年度の完成を目指す。
福岡空港周辺の渋滞・混雑を緩和するため今回の3案が提示されたが、延伸する事でいずれの案でも5分~10分ほど所要時間が短縮されるとのこと。 福岡空港の魅力は福岡市内中心部から抜群のアクセスを誇る点であるが、都市高速の延伸によりさらに交通の利便性が強化されることになる。 今後は福岡空港の民営化や滑走路増設など福岡空港自体の機能性・魅力が増強されることからより一層の盛り上がりが期待される。