2015年9月18日
博多港 - 提供:福岡市 撮影者:Fumio Hashimoto
近年、博多港に寄港するクルーズ船が急増している。
福岡市は2015年の寄港回数を約280回と見込んでおり、過去最高だった昨年の115回をはるかに超える。クルーズ船での観光客数も、倍増の計約50万人。
2016年の寄港回数は400回になることも明らかにしている。
この内の9割以上が中国を発着する船と言うことで、中国人観光客による、いわゆる「爆買い」も期待されている。
しかしながら、外国からのクルーズ船が急激に増加したことで様々な問題も浮上してきている。
クルーズ船では、多いときには一度に数千人が入国するため、入国審査に2、3時間掛かかるなどしていた。
さらに博多到着後、観光客は主にバス移動だが、観光バスや駐車場の不足、市街地での渋滞問題など交通面においても様々な課題が出てきている。
そこで福岡市は寄港ラッシュに対応するべく、クルーズセンターを中央ふ頭に開設。機能強化されたセンターの開業により、入国審査時間が大幅に短縮され、観光客にとって利便性が向上した。
交通システムの改善としては福岡市と西鉄が協力し2016年度から、より多くの人が乗車出来る「循環BRT」という連節バスにより渋滞緩和等に取り組む。
「博多港」は日本一の国際乗降客数を誇り2013年は63.3万人。21年連続の日本一となっており、名実ともに福岡がアジアへのゲートウェイとして機能している事を物語る数字である。 今後も高まる需要に対して市は博多港のあるウォーターフロントエリアを重要な拠点と考えており、ウォーターフロントを「海のゲートウェイ」、福岡空港を「空のゲートウェイ」とし、さらなる機能強化を図ろうとしている。 両エリアは「アジアの玄関口」としてさらなる発展が期待される。