2014年2月18日
JR九州が取得地が含まれる「青陵の街・六本松」
JR九州は独立行政法人UR(都市再生機構)から福岡市中央区六本松の九州大学旧六本松キャンパス跡地の一部21,000㎡を取得額117億円で落札。取得時期は3月上旬を予定している。 取得した国道202号沿いの地下鉄六本松前の土地は「青陵の街・六本松」とされ、約6.5haの面積がまとまった貴重な土地。 今回JR九州が取得した北側の西街区(11,000㎡)と東街区(9,900㎡)に商業施設を中心とした複合施設、土地の南側には裁判所、弁護士会館、検察庁等の司法、法曹関係の施設、 地区の中央部には公園が建設される予定。 URは青少年科学館を床面積8,000㎡以上、九大法科大学院を同1,700㎡以上の広さで新施設に入居させることを入札の条件としていた。 その他の施設入居テナントについてはこれから詰める予定。
JR九州が取得した土地は地下鉄七隈線六本松駅から徒歩1分という立地で博多・天神からのアクセスも容易。 これまで六本松地区は学生の街といった印象が強く、オフィス需要も決して高いと言えない地区であったが、 再開発により司法機関、法曹関係施設が出来ることで法務に関連する企業が増え、商業施設が出来ることでさらに複合的な賑わいが生まれオフィス需要が高まる事を期待したい。