2013年8月7日
プロ野球の福岡ソフトバンクホークスがファームの本拠地として20年以上使用してきた福岡市東区の「雁の巣球場」からの移転を検討している。新たにファームの本拠地球場などを整備するための用地を募集すると発表した。球団は2011年に3軍制を導入しており、2軍・3軍一体となった活動が現在の場所では難しいため。
雁の巣球場の老朽化、市有施設のため、運営への制約というなどの問題もあったため移転先探しとなった。
1軍の本拠地「ヤフオク!ドーム」から車で1時間以内であれば福岡県内にこだわらないとしている。土地は賃貸契約を結び、建物は球団が建設する予定。公有地、私有地は問わない意向であり、候補地の所在する地方自治体と交渉する。
ファーム新本拠地については球場や室内練習場、寮などが一体となった選手育成の拠点にする構想。球団側が募集する条件は面積40,000~60,000m²の更地、継続使用20年以上可能な場所、高速道路のICから20分以内などが挙げられる。
2016年シーズンからの使用を目指し、年内に新本拠地の場所を決定したい考え。 現在、福岡県の北九州市と大牟田市、熊本県荒尾市が誘致を行う事を表明している。
パリーグでも屈指の人気を誇るホークス。ホークスの関連施設ができれば多くのファンが来場することが予想され新本拠地ができる自治体にはかなりの経済効果が期待できる。そのため誘致活動はこれからさらに活発になっていくと思われる。