大型新築ビルも建ち、リースナブルな物件も多いエリア!
呉服町エリアとは・・・
石城町 / 大博町 / 上呉服町 / 中呉服町 / 下呉服町 / 築港本町 / 神屋町 / 奈良屋町 / 対馬小路 / 古門戸町 / 中洲中島町 / 店屋町 / 冷泉町 / 網場町 / 上川端町 / 下川端町 / 御供所町3・4丁目 / 中洲1丁目〜5丁目 / 沖浜町 / 千代町 / 須崎町
【呉服町エリア】は博多商人の原点とも言うべき、歴史ある町。もともとは問屋と製薬メーカーが多かったエリアで、かつては1階テナントに証券会社ばかりが並ぶ地域だったが、ここ20年で一番変化したのがこの地区といえる。
なかでも明治通り沿いでは古いビルのファサードがリニューアルされ、大型新築ビルが数棟建ったことで改めてオフィス街として整備が進んだ。
2020年も1棟の新築物件があり、数棟の建て替え計画が進んでいるため、呉服町交差点から天神までの繋がりが、より広がり、天神・博多駅に次ぐ立地に昇格したと言える。
また、このエリアの顔でもある博多リバレインは数年前にテナント構想を一新させ、コンセプトチェンジを図った。更には老舗である川端商店街も、近年ではインバウンド効果で活気を取り戻しており、多くの人が流れている。
オフィスビルにおいては、祗園地区で数棟の大型ビルが数年前に竣工したことで、今まで人がいなかったエリアにまでオフィスワーカーの新しい流れが生まれた。
隣接エリアである地下鉄七隈線延伸によりキャナルシティ前の新駅が稼働すれば、この大型オフィスの立地がより有効的になり、ポテンシャルはまた高まるだろう。
大博通り・明治通り沿いに竣工した「D-LIFE PLACE呉服町」
呉服町交差点から博多駅方面
呉服町交差点から中洲方面
対象物件 | 空室率 | 平均賃料(坪単価) | |
---|---|---|---|
呉服町エリア | 168棟 | 4.57% | 12,598円/坪 |
博多区合計・平均 | 724棟 | 4.95% | 14,340円/坪 |
※2021年2月現在 |
■オフィス相場概況
博多駅前エリア、筑紫口エリアにおける空室の改善と3棟の大型ビル建て替えの立ち退きも後押しし、呉服町エリアも空室率が改善された。
平均して筑紫口エリアと同等の賃料設定で推移しており、大通り沿いの大型ビルで坪単価15,000円~16,000円前後。大通り沿い以外はコンパクトなビルが多いが空室は少なく、坪10,000円前後で推移している。
明治通りから北側へ遠くなるにつれて賃料単価は低くなり、オフィスビル自体も少なく、居住色が強くなってくるエリアであるが、中小のビルでも高稼働している。
■空室率推移
■平均賃料推移