天神の南に位置し、交通アクセスも良く、今注目のエリア!
【南天神・薬院エリア】は九州電力本社がある地区で関係企業も周辺に事務所を構えており、NTTドコモのビルもこのエリアだけで2棟ある。
かつての天神や博多への通過点といったイメージを払拭され、2022年度開通予定の地下鉄七隈線の延伸により、機動性はさらに高まり、延伸工事に伴い、春吉・キャナルシティ方面への道路も開通して、更なる環境充実が予測される。
総合病院の稼動や電気ビル共創館も満室稼働になった事を始め、一旦延期となっていたマルイトのホテルも始動したが、オフィスビルの開発が進む予定は今のところ未定で、薬院エリアにおいて安価な空室は少ない市場になっている。
薬院大通り沿い・薬院駅周辺には大型オフィスビルあり。
天神へと続く渡辺通りにはオフィスビルや商業施設。
渡辺通り沿いには大型オフィスビルも!
対象物件 | 空室率 | 平均賃料(坪単価) | |
---|---|---|---|
薬院・南天神エリア | 248棟 | 3.25% | 12,678円/坪 |
中央区合計・平均 | 794棟 | 3.84% | 14,692円/坪 |
※2021年2月現在 |
■オフィス相場概況
既存ビルにおいては、一定の大通り沿いは大型ビルも少ないこともあり、共益費込みで12,000円~15,000円で推移している。
本エリアは、呉服町エリアと同水準で推移してきたが、2009年以降に竣工した大型ビルは高稼働で満室も多いが、竣工時の入居率悪化による大幅ダンピングにて入居したテナントの値上げ交渉も行われている。
また、中小の築年数のあるビルについても、空室は少ない状況となり大型ビルほどではないが、募集賃料は上がっている。
■空室率推移
■平均賃料推移