【薬院・南天神エリア】は九州電力本社がある地区で関係企業も周辺に事務所を構えており、NTT・ドコモのビルもこのエリアだけで2棟ある。かつての天神から博多の通過点といったイメージを払拭し、地下鉄七隈線により確保された機動性は、路線の延長(キャナルシティ経由~博多駅コース:2023年3月開通)に伴い、春吉・キャナル方面への道路も開通、博多駅までの直結路線ともなり、更なる環境充実が予測される。
総合病院の稼動や電気ビル共創館も満室稼働を続ける中、オフィスビルの開発では今後、共創館の西側に同規模程度の再開発計画がある。電気ビルエリアのセンターにはパブリックゾーンが予定されており、エリア随一のスポットとなるであろう期待も高まっている。また、中小のビルについても、今では以前と違い安価な空室は少ない市場になっている。
総合病院の稼動や電気ビル共創館も満室稼働を続ける中、オフィスビルの開発では今後、共創館の西側に同規模程度の再開発計画がある。電気ビルエリアのセンターにはパブリックゾーンが予定されており、エリア随一のスポットとなるであろう期待も高まっている。また、中小のビルについても、今では以前と違い安価な空室は少ない市場になっている。
「薬院駅前」
「電気ビル共創館」
大型の築浅ビルにおいては、共益費込みで18,000円前後で高水準・高稼働をしており、既存ビルにおいては共益費込みで11,000円~13,000円で推移している。また本エリアは、呉服町エリアと同水準で推移してきたが、2009年以降に竣工した大型ビルは高稼働で満室も多く、竣工時の入居率悪化による大幅ダンピングにて入居したテナントの値上げ交渉も行われた。中小の築年数のあるビルについても、空室は少ない状況となり大型ビルほどではないが、募集賃料は上がっている。